生クリームを使って作るリゾットのメリットとデメリット~失敗しないコツも解説~

なとりすの【ジョコ】です!

リゾットを作るぞ!と言った時、あなたは何を使って作ろうとお考えですか?
さっぱり食べたいからトマト缶とかやっぱり牛乳を使って濃厚に食べたい。
そうお考えではないでしょうか。
ここではトマト缶や牛乳は使用しません!生クリームを使ったリゾットを紹介していきます。
その前に、あなたは生クリームを使った料理と言われたとき何を思い浮かべますか?

私は圧倒的にお菓子作りのイメージがあります。

また生クリームと牛乳が違うことは知っているけど詳しく知らないあなた!
生クリームと牛乳の違いをここで解説しちゃいます!!!

【脂肪面での違い】

生クリームと牛乳の大きな違いは、脂肪分です。
生クリームは脂肪分が18%以上の調理用として作られたもの。それに対して、牛乳は脂肪分が3%以下の飲料用として作られたものなのです。

【カロリーの違い】

脂肪分が違うということはもちろんカロリーも違います。
生クリーム(200cc)は約900カロリーに対して、牛乳(200cc)は約138カロリーと牛乳の約6倍もの数値になっています。

【栄養素での違い】

生クリームには、「モリブデン」「ビタミンA」が多く含まれており体の老化(アンチエイジング)に効果的です。また、お酒をたくさん飲んでおり肝臓が弱っているあなたや腎臓の働きを活性にさせたいあなた、体の新陳代謝があまりよくないため汗をかきにくいあなたに効果が期待できます。さらにビタミンAには目を保護し肌を潤す効果もあるため日ごろからスマホをたくさん使用する私たちにはもってこいの食べ物なのです。
一方で、牛乳は栄養バランスの取れた飲み物で「アミノ酸」「ビタミンB12」が豊富に含まれています。ビタミンB12には、神経機能を正常に保つ作用があり今より睡眠を促す効果があります。
ここまでは生クリームの性質を牛乳と比較してみました。

ここからは実際に生クリームを使って作るリゾットをお伝えします。

【きのこたっぷり本格濃厚チーズリゾット】レシピはこちらから↓

https://cookpad.com/recipe/6917722
このレシピの最大の特徴は生クリームをたっぷり使用していること。前段でもお伝えしたように生クリームにはモリブデンが多く含まれており新陳代謝を促す効果があります。
新陳代謝を活性化することはすなわちダイエットにもつながります。好きなものを食べてダイエットにもなるなんてメリットでしかないですよね!一方デメリットとしては生クリームにチーズと大量に乳製品を使用しているため高カロリーになりやすく最後まで食べきることができないかも。失敗しないコツとしては、チーズを入れるタイミングで味を見ながら調整すれば問題なさそうです!

【ポルチーニと舞茸のトリュフチーズリゾット】レシピはこちら↓

https://cookpad.com/recipe/6770365
このレシピは生クリームで濃厚に+少し高級感を味わいたいあなた向けのレシピになっています。
生クリームは前段でも述べたようにカロリーがものすごく高い食べ物です。そんな高カロリーな食べ物を食べると罪悪感が大きいと思います。そこで低カロリーである舞茸や、しめじなどのキノコ類がピッタリです。キノコ類は具体的に100g当たり22カロリーと生クリームに比べると1/18もの数値なのです!こちらに記載のレシピ上では生クリームが適量となっていますが、1人前当たりの目安として約150cc入れるとよいかと思います。
ポイントとして、お米を炒める前に5分程度水につけた状態にしておくことでお米に味がしみこみやすくなります!

まとめ

どうでしたでしょうか。基本的にリゾットづくりをしよう!と思った時に牛乳やトマトを用いる方が多いかと思いますが、生クリームでも作ることができます。また、生クリームで作ることによってメリットデメリットなども出てきます。
その時の自分に合った生クリームリゾットを作ってみてはいかがでしょうか。
そもそもトマトや牛乳、生クリームなんて使用せずに手軽にリゾットを食べたい!そうお考えのあなたへ。
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一度この機会に下のリンクからHPを訪れてみてください! HP(https://www.nutrth.shop/c/original/wazotto/nrds04025604-05-06-09-10-11

リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<後半>

前半では、キノコの栄養素とスーパーなどで手に入れやすいキノコの特徴やポイントについて解説しました。低カロリーでヘルシーなだけでなく、健康にも美容にもよい栄養素がたっぷりつまっているスーパーフードであるキノコ。まだ前半を読まれていない方は、こちらから。
リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<後半>

後半では、リゾットにキノコを使うポイントや、栄養素をしっかり吸収するためのポイントなどを解説します。キノコのポテンシャルを最大限活かすのに、リゾットは最適ですよ。

リゾットにキノコを使う時のポイント

キノコは旨味が多いので、野菜のスープ(ブイヨンなどで作ったものも含む)がなくても、お湯だけでも美味しくできます。また、旨味や香りの強い食材は塩分が少なくても物足りなさを感じにくいので、調味料も少なくてすみます。塩分を気にしている方や健康に気を遣っている方にも、ぜひ使っていただきたい食品です。

種類にもよりますが、キノコは油を吸いやすいので、全体を手早く炒めるのがポイントです。リゾットを煮ているフライパンとは別のフライパンで炒めて、リゾットを煮ているフライパンに入れるとよいです。そして、キノコを炒めたフライパンにお湯を入れて、旨味と香りをリゾットのフライパンに加えるようにしてください。

やらない方がよいこと

■細かく刻みすぎない方がよい
食べる前に細かくしすぎたり、ミキサーでペーストなどにしてしまうと、食物繊維が壊されてしまい、整腸作用が薄れてしまいます。きのこは包丁で切るのではなく、なるべく大き目に手で割いてから調理をするのがお勧めです。

■洗わない方がよい
栄養素であるビタミンB郡、カリウムが水溶性のため、洗うとビタミンや風味が損なわれてしまいます。ペーパータオルなどで軽く拭くだけで大丈夫。下ごしらえが簡単なのも利点ですね。

冷凍すると、更に栄養素アップ!?

意外かもしれませんが、冷凍するとキノコの栄養素を更に引き出すことができるんです。冷凍することで、キノコの細胞が破壊され、中の酵素の活動が活発になります。グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸といったアミノ酸が生の状態の3倍も増えます。この3つのアミノ酸類は旨味成分でもあり、味も良くなります。

えのきやしめじ、エリンギなどは食感が変わってしまうというデメリットはありますが、代謝効果がアップしますし、美肌効果も増します。えのきやしめじ、エリンギなどはコリコリッとした食感が美味しさの1つだと思うので悩ましいですが…。軽く水洗いをして、しっかり水気をとり、密封できる容器やジッパー袋に入れて冷凍庫へ。冷凍で1ヶ月ぐらいもつので、時短にもなりますね。

一度冷凍を試してみて、やっぱり食感が大事と思えば、冷凍ではなく生のまま使えばいいと思います。お伝えしてきた通り、そのままでも栄養たっぷりですからね。

世界三大美女の楊貴妃も食べていた?

古代ローマでは神々の食べ物として、古代エジプトでは王族しか食べることを許されていなかったと言われています。中国では秦の始皇帝も不老の薬として大切にしていたそうです。また、世界三大美女の楊貴妃は若さと美しさを保つために、白キクラゲを食べていたそうです。日本では4000年以上前、縄文時代から好んで食べられていたと言われています。

まとめ

いかがでしたか?キノコは低カロリーでヘルシーなだけでなく、健康にも美容にも効果的な栄養素がたっぷり。さらにお財布にも優しいときたら、言うことないですね。いろいろな調理方法がありますが、水に溶けやすい栄養素もあるので、溶け出した栄養素も全て身体に取り入れることができるリゾットは理想的だと言えます。ぜひリゾットにはキノコを使ってみてくださいね。

前半はこちらから↓
リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<前半>

リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<前半>

キノコは低カロリーでヘルシーというイメージがあると思いますが、リゾットの食材としてはどうなのでしょうか?和食、洋食、中華と、どんな料理にも合うキノコ、もちろんリゾットにも合います。では、たくさんあるキノコのうち、どれがリゾットに合うかというと、答えは、、、

好みです。

それを言ってしまったら話が終わってしまうのですが、スーパーで売られているような、一般的なキノコは基本何を使っても美味しくできます。だからこそ、好みになるんですね。

選ぶ理由は味、食感、扱いやすさなど、それぞれだと思いますが、人によって、ご家庭によって、よく使うキノコってあると思います。例えば、うちはしめじやエリンギ、椎茸などはよく使いますが、舞茸はほとんど使いません。逆に、舞茸は絶対に欠かさないという方もいらっしゃるでしょう。まずは普段よく使っているキノコから始めてみてはいかがでしょうか。

キノコは低カロリーでヘルシーというだけではありません。健康にも美容にもよい栄養素がたっぷりつまっているんです。本日は代表的なキノコの栄養価についてもご紹介しますので、いつも使っているキノコの良さを再発見してみるもよし、普段あまり使っていなかったキノコの良さに気づいていただくのもよし。 まず前半では、キノコの栄養素とスーパーなどで手に入れやすいキノコの特徴やポイントについて解説します。

キノコはスーパーフード!

キノコを一言で表すと、低カロリーで高栄養食品です。9割が水分で脂質はゼロに等しいため、カロリーがかなり低く、食べごたえもあって満腹感も得やすいだけでなく、健康にも美容にもよい栄養素がたっぷり。まずはキノコ類全般に含まれる栄養素について解説します。

①食物繊維 食物繊維といえば、整腸作用、便秘解消ですね。「健康状態の8割の鍵を握る」と言われる臓器は腸にあります。食物繊維には、腸内にある老廃物を絡めとって排出してくれる働きがあるだけでなく、善玉菌のエサでもあるので、善玉菌が活性化されて腸内環境が良好になるというメリットもあります。腸をよい状態に保っておくことで、健康にも美容にも効果的だといえます。

②βグルカン キノコに含まれている食物繊維の1つ。「免疫力アップといえばβグルカン」と言われるほどで、林野庁も公式に発表していますが、ウイルスに対する抵抗力が増すようです。アレルギー予防や改善効果も期待されていて、花粉症などのアレルギー症状に悩んでいる人にもお勧めです。

③ビタミンB郡

エネルギー代謝を促進します。代謝が促進されると免疫力も高まります。また、臓器をよい状態で動かしてくれるため、身体全体の機能が高まります。

・ビタミンB1

糖質(主に炭水化物)の代謝を助けてエネルギーを生み出す働きがあります。筋肉疲労時にたまる乳酸の燃焼にも関わっているので、疲労回復効果も期待できます。「疲労回復ビタミン」とも呼ばれています。

・ビタミンB2 脂質をエネルギーに変える働きがあります。細胞の新陳代謝を促す働きがあり、ターンオーバーが活性化され、美肌効果が期待できます。「美容ビタミン」とも呼ばれています。

④ビタミンD 野菜では補うことができない不足しがちなビタミンで、日本人の8割はビタミンDが不足していると言われています。ビタミンDが不足するとなぜ困るかというと、骨粗しょう症など骨に影響してくるからです。骨といえばカルシウムが思い浮かぶ方も多いと思いますが、実はカルシウムそのものは吸収率が低く、身体に吸収されにくいんです。ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしてくれるので、非常に重要な役割を果たしています。なお、ビタミンDはオイルとの相性が良く、オイルを使って調理することで体により吸収されやすくなります。

⑤葉酸 ビタミンB12とともに赤血球を作ったり、DNAを正常に作る材料になったりします。また、葉酸は妊娠初期の胎児の成長に欠かせない栄養素です。妊娠中の方や妊娠を希望されている女性は、積極的にキノコを採るとよいようです。

⑥ナイアシン 様々な酵素の働きを補う「補酵素」として働きます。糖質や脂質、タンパク質が代謝されるのを助ける作用や、皮膚や粘膜を健康に保つ働きもあり、ナイアシンが不足すると、口内炎や皮膚炎につながると言われています。

⑦キノコキトサン キノコに特有に含まれているキノコキトサンという成分には、脂肪の吸収を抑えて体外への排出を促進したり、血糖値の上昇を抑える効果があり、ダイエットにとても効果的な栄養素とされています。

⑧オルニチン アミノ酸の一種。肝臓の機能をサポートしてくれます。シジミが二日酔いによいというのは聞いたことがあると思いますが、実はキノコにもたっぷり含まれています。アルコール代謝をする際にビタミンB1が大量に消費される関係で、飲酒後はビタミンB1がかなり減少します。お酒を飲む方のほとんどがビタミンB1不足に陥っていると言われているので、オルニチンとビタミンB1を豊富に含むキノコ類を積極的に採ることをお勧めします。

スーパーでも手に入れやすいキノコの特徴・ポイント

お伝えした栄養素はキノコ類全般にたくさん含まれていますが、ここではキノコの種類ごとに特徴やポイントを簡単にご紹介します。

■ぶなしめじ
肝臓の働きを助けてくれるオルニチンが豊富。肝機能を高めることで新陳代謝が活発になり、余分な脂肪が溜まりにくくなります。火を通しても形が崩れにくく、シャキシャキした歯ごたえの良さも残るので、扱いやすいキノコです。
■えのき
キノコキトサンが豊富。また、食物繊維も豊富なため、便秘の解消に効果が見込めます。肌荒れが気になる方は腸内環境を整えましょう。加熱すると柔らかさとぬめりが出て美味しくなりますが、歯ごたえとシャキシャキ感を残したい場合は、さっと火を加える程度にした方がよいです。
■舞茸
糖質の代謝を高めるビタミンB1が豊富。カルシウムの吸収も助けてくれます。サクサクとした食感で香りがよいのが特徴です。煮すぎると栄養分が逃げて色が黒くなってしまうので、調理の最後に加えるようにした方がよいです。
■エリンギ
キノコで採りたい栄養素がバランスよく含まれています。その中でも、ナイアシンや葉酸を多く含みます。松茸やアワビのようなコリコリとした食感が人気です。縦に切ることで、より食感を味わうことができます。
■椎茸
食物繊維が豊富でキャベツの2倍も含まれています。サクサクとした食感で香りがよいのが特徴です。また、干し椎茸は、乾燥することで細胞が壊れ、酵素が作用して旨味が増します。ビタミンDや食物繊維も豊富に含まれます。

<干し椎茸を戻すポイント>
旨味を引き出すには、冷水でじっくり戻すのがポイント。使うことが決まっているなら、料理の準備を始めてからではなく、事前に水につけておくことをお勧めします。昼食で使うなら朝食の後片付けをした後、夕食で使うなら昼食の片付けが終わった後であれば、ついでにできるので忘れにくいと思います。ただ、急に使うことを決めたとか、急いで戻したい場合もあると思います。その場合は、ぬるま湯につけると早く戻ります。

後半は、、、

前半では、キノコは低カロリーでヘルシーなだけでなく、健康にも美容にも効果的な栄養素がたっぷりということがお分かりいただけたと思います。後半では、リゾットにキノコを使うポイントや、栄養素をしっかり吸収するためのポイントなどを解説します。栄養たっぷりのキノコのポテンシャルを最大限に活かすためにも、リゾットは最適です。ぜひ後半も引き続きお楽しみくださいね。

リゾットに合うおすすめのキノコ〜栄養価についても解説〜<後半>

リゾットって洋風の雑炊?それともお粥??それらの疑問にお答えします!<後半>

前半では、
【1】 雑炊
【2】 お粥
という自宅でも作ることの多そうな、日本的な料理について説明して、リゾットとの違いを検証しました。

リゾットって洋風の雑炊?それともお粥??それらの疑問にお答えします<前半>

後半では、どちらかというとレストランなど外食することが多そうな、洋食系の料理についてご紹介します。

最後に、簡単なまとめの表も作りましたので、そちらもご覧くださいね。

リゾットと○○との違いは?

【3】ピラフ

洋食のご飯というイメージですが、ピラフってどこの国の料理だと思いますか?

実は、トルコ発祥なんです。

ピラフはフランス語ですが、そのルーツはトルコ料理の「ピラウ」が語源だそうです。トルコからフランスに入って、フランス料理の「ピラフ」になったと言われていて、どちらも「煮た米と肉」を意味します。

「ピラフ」とは、生米をバターで炒めた後、ブイヨンなどのスープと一緒に水気がなくなるまで炊くフランスの炊き込みご飯です。 作り方はリゾットと似ていると思われたかもしれませんが、リゾットとの違いは、ピラフは炊き込みご飯で、水分を飛ばしてしまうことです。

【4】パエリア

スペイン料理の代表といえば、パエリア!というイメージの方も多いと思いますが、パエリアは一体どんな料理なのでしょうか?

「パエリア」とは、生米や具材をオリーブオイルで炒め、魚介系スープに香辛料のサフラン(※)を加え、炊き上げた黄色のお米料理です。

「パエリア」はスペイン料理ですが、その起源については、「ピラフ」がスペインに伝わり発展したとも、アラブ人によってスペインで発明されたとも言われています。

具材を混ぜ合わせて炊き込む「ピラフ」に比べて、「パエリア」は具材が大ぶりで、米の上に並べて煮詰めていきます。しっかり具を味わうのも「パエリア」の特徴です。

「パエリア」とは、バレンシア語(スペイン東部)で「フライパン」を意味する言葉。本場では、平底の浅い丸形で、両側に取っ手がついたフライパン「パエリア鍋」で作ります。

(※)サフラン:地中海原産の、秋に咲くアヤメ科の多年草

【5】ドリア

ファミレスでも一般的なドリア。リゾットと見た目は違うように感じますが、リゾットとの違いを聞かれることもありますので、調べてみました。

「ドリア」とは、バターを塗った容器にライス(バターライスやピラフなど)を盛り、ホワイトソースなどをかけ、その上にチーズをかけてオーブンで焼いた料理です。ファミレスなどでは、デミグラスソースやカレーをかけたものなどもありますよね。

では、洋食というイメージはありますが、どこの国の料理かというと、、、

1926年(昭和元年)、横浜ニューグランドで総料理長を務めていたサリー・ワイル氏が「体調が優れないので、何かのど越しのいいものを」というお客さんの要望を受けて考案した料理。つまり、ドリアは日本生まれの料理なんです!

何となく日本生まれの洋食というイメージはありましたが、そんな経緯で生まれた料理なんですね!のど越しがいいかどうかは疑問が残りますが。

まとめ

ピラフとパエリアは、生米からスープで炊き込むところ、ご飯の芯を残すところなど、リゾットと似ていることがわかりました。

違うのは入れる具材や味付け、あとはピラフとパエリアは水分を飛ばしてしまうのに対して、リゾットは水分を残すところなどでしょうか。

調べているうちに、リゾットはもちろん、ピラフやパエリアも作ってみたくなりました。

総まとめ

特徴を表にまとめました。

前半はこちらから↓
リゾットって洋風の雑炊?それともお粥??それらの疑問にお答えします!<前半>

リゾットって洋風の雑炊?それともお粥??それらの疑問にお答えします!<前半>

リゾットって何となくイメージはできるけど、いざ説明しようとすると、一体何なんだろう?
そんな方のために、リゾットについてまとめました。

そもそもリゾットって何?というところから、雑炊やお粥、ピラフなど、他の料理との違いについても解説します。

そもそもリゾットとは?

生米をオリーブオイルやバターなどで炒めて、野菜・キノコ・肉類・魚介類などを入れてから、コンソメやブイヨンなどのスープで炊いたイタリアのお米料理。

米の芯を少し残したアルデンテの状態で仕上げるのが、本格的なリゾットです。

イタリア北部の米の産地であるポー川付近で古くから食されてきた家庭料理です。語源はイタリア語で米を意味する「リーゾ(riso)」で、英語「ライス(rice)」の語源だそう。

お米は一般的な日本の米「ジャポニカ米」ではなく、「インディカ種」という細長い形をしたイタリア米を使います。

リゾットと○○との違いは?

・リゾットって雑炊ですか?
・ピラフとパエリアとの違いは?

などなど、他のお米の料理と見た目が似ているものもありますし、違いが気になりますよね。
よく聞かれることや、Q&Aサイトなどでよく見かけた質問にも、この際一挙にお答えします!

長くなったので、
前半:自宅でも作ることの多そうな日本的な料理
後半:レストランなど外食することが多そうな洋食系の料理
の2つの記事に分けました。

まずは前半の【1】【2】から!

【1】雑炊

鍋の締めで楽しむことが多い雑炊。和食のお店で作ってもらう時も、鍋の最後にご飯を投入、ある程度ご飯が水分を吸ったら卵を入れて、最後にネギを散らして出来上がり!という感じですが、実際のところどうなんでしょうか?

雑炊の作り方の特徴は、炊いたご飯を水で洗って表面のぬめりを取ること。水で洗ったご飯に、出汁や具を入れて煮込みます。

ご飯を洗うことには2つの効果があるそうで、第一に、さらっとした仕上がりになること。第二に、ご飯に味が染み込みやすくなるということです。

ご飯を洗わないで出汁で煮ると、ご飯のぬめりが溶け出して、とろみのついた仕上がりになります。さらっとした雑炊と、とろりとした雑炊。どちらが好みかは、人によって分かれそうですね。

ちなみに、おじやは炊いたご飯を洗わずに、そのまま出汁や具材を加え煮て作るというのが違いだそうです。ただ、地域や家庭によって呼び方が違ったりするようなので、明確な違いを説明するのは難しそうです。

雑炊がリゾットと見た目は一番似ている気がしますが、決定的な違いは「雑炊は炊いたご飯を使う」というところでしょうか。

【2】お粥

日本ではお粥というと、体調の悪い時とかファスティングの後とかに食べるもの、体にやさしいものというイメージがあると思いますが、雑炊とも似ている気もするし・・・。お粥ってどんなものなのでしょうか?

「お粥」とは、米(うるち米)、麦、粟、そばなどの穀類や豆類、芋類などを多めの水で柔らかく煮た料理のことです。

生米から炊くのが基本ですが、炊いたご飯を煮る作り方もあります。

「炊き粥」は生米からじっくりと炊いて作る調理方法で、入れ粥に比べてできあがるまでに時間がかかりますが、生米から炊くことで米本来の甘味が引き立ち、優しい風味を楽しめます。一方、「入れ粥」は炊いたご飯と水を一緒に煮て粥にするため、生米から炊く炊き粥よりも手間がかからず、調理時間も短く済みます。あらかじめ炊いたお米を使うので、とろりとやわらかくなります。

ちなみに、お粥が日本に渡ってきたのは紀元前1世紀頃で、お米が日本に渡ってきたのと同じ時期のようです。また、中国では6千年以上と言われていて、現代でも朝食はお粥という地域もあります。

まとめ

自宅でも作ることのある雑炊とお粥、お粥は生米から作る点では共通しています。一方、見た目がリゾットに似ていると感じる方も多い雑炊は「炊いたご飯を使う」ところで大きな違いがありました。

今回ご紹介していませんが、生米から作るという点では、炊き込みご飯が一番近いのかもしれませんね。

後半はこちらから↓
リゾットって洋風の雑炊?それともお粥??それらの疑問にお答えします!<後半>