生米から作るリゾットレシピ~時短のコツも解説~

皆さんは「リゾットを生米から作る」と言われるとどんなイメージをお持ちでしょうか。

  • 大変そうだけど本格的で憧れる
  • プロのリゾットって生米から作るイメージ
  • これが作れたら遊びに来た友人にも胸を張って出せる

こんな感じで「大変そうだけど美味しそう」そんなイメージをお持ちではありませんか?

「そうなんだよね」と頷いているあなたはぜひこの記事を最後まで読んでいってください。

今回は生米から作るリゾットについて解説していきます。

リゾットを生米から作るのはなぜ?

そもそもなぜリゾットを生米から作るのでしょうか。

面倒だし時間も掛かるから炊いたご飯から作った方が良いと思いますよね。

生米から作るリゾットの一番の特徴は、”適度に芯が残る独特の食感”

炊いたご飯から作るリゾットでももちろん美味しいのですが、どうしてもベチャっとしたり、粘り気の強いおじやになってしまったりで「なんか違うな」という経験ありませんか?

これには理由があって、お米を炊くことででんぷん質が変化(アルファ化)し、粘り気が生まれます。

炊き立てのお米を食べる分には独特のねばりが甘みを生み、美味しさにつながるのですが、リゾットには粘り気の強さは気になるところ。

だからこそ、生米からリゾットを作る方が適度なパラつきと固さが生まれる為、美味しく感じるのです。

リゾットを生米から作ってみよう!

では実際にリゾットを生米から作るにはどうしたらいいのでしょうか。

ネット上にある「生米から作るリゾット」レシピを10個程度調べたところ、多くのレシピに共通している点が次の3つ。

  • 米を洗わずにオリーブオイルで炒める
  • 炒めたお米にブイヨンを混ぜる時は少しずつ
  • 弱火で煮込む時はかき混ぜ過ぎない

特に“お米を洗わない”というのがポイント。

一見、お米を洗わずに使うと「においが出そう」とか「汚れが残っていそう」と感じるかもしれません。

ですが、リゾットではお米を洗うことで、お米が余分な水を含んでしまい、粘り気を生んでしまうことにつながります。

【参考ページ】

【シェフ直伝】本格リゾットのレシピ。生米をアルデンテに仕上げるテクニック

超簡単!生米からクリーミーリゾット

簡単に作れる!生米から作るチーズリゾット

生米からリゾットを作るのにどれくらい時間が掛かるの?

ここまでご覧になってみてどうでしょう。

「生米からリゾットを作るのって簡単そうかも」

なんて少しは考えが変わってきたのではないでしょうか。

とはいえ、いくら簡単でも時間が掛かるものを作るのって大変ですよね。

私も生米から作るのって時間が掛かりそうなんて思っていました。

ですが、実際に多くのレシピでは20分~30分程度の調理時間とそれほど時間が掛かっていませんでした。

お米を炊く方がむしろ時間が掛かります。

そして、調理工程でも弱火で煮込む工程では手を加えずに放っておくレシピが大半でした。

つまり調理時間も短く、他のメニューを作りながらでも「生米からリゾットを作る」のは負担が掛からないのです。

今夜のおかずに生米から作ったリゾットを出してみませんか?

今回はここまで「生米から作るリゾット」について解説してきました。最後に改めておさらいです。

リゾットを生米から作るコツは次の3つ

  • 米を洗わずにオリーブオイルで炒める
  • 炒めたお米にブイヨンを混ぜる時は少しずつ
  • 弱火で煮込む時はかき混ぜ過ぎない

男性の方も家で生米からリゾットをパパっと作ったら奥様や彼女の評価がガラッと変わるかもしれませんよ!!

nutrthの「和ゾット」

もしも、もっと簡単に家でレストラン級のリゾットが食べたい。
そんな”ちょっとわがまま”な方にはこちらの商品がおすすめです♪

とてもレトルトには見えないクオリティを5分ちょっとで食卓に並べることができます。
またその味のレパートリーはなんと6種類もあり和洋のテイストを揃えています。

今夜気合を入れて作りたい別の一品がある時やご飯を作る気力がない時なんかに、レンジでパッと一品が出来上がり。
一度HPを覗いてみて是非一度和ゾットを試してみて下さい。

健康で美味しい、大人気の食材リゾット。自宅で楽しむコツを解説<前半>

・コロナ禍で、なかなかオシャレなレストランにも行けない。
・仮に行ったとしても、会話する時はマスクしてとか、なんか味気ない。

こんな時代だからこそ、自宅でレストランと同じように楽しめたらいいですよね?

でも、、、

・リゾットはレストランで食べるもの。
・作るのが難しそう。ハードルが高い。
・特別な調味料などがいるんじゃないの?

このように思っていませんか?実はこれ、私自身が思っていたことなんです。

ただ、初めて作った時に思ったのは、

「こんなに簡単だったの!?」
「もっと時間かかると思ったけど、40分ぐらいでできた!」
「調味料や食材も、ほとんど家にあるものでできた!」

40分が長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだと思いますが、私は1時間以上かかると思っていたので、思ったよりはやいという印象でした。しかも、手抜きをしたわけではなく、それなりにちゃんと本格的に作ったつもりです。

今回は、自宅でリゾットを楽しむコツについて解説しますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

自宅でリゾットを楽しむコツ①:有名レストランのシェフから教わる。

え、そんなことできるの?お金がかかるんじゃ・・・。

ご安心ください。お金は一切かかりません。

コロナ禍ということもあってか、ここ1〜2年の間に、有名シェフがこぞってYouTubeなどに参入して、作り方を公開してくれています。

時間があるなら「リゾット」などと検索して見てみると、作りたいものが見つかるかもしれません。ただ多くの情報から探すのもけっこう大変ですので、まずは今回ご紹介するものから作っていただくと、探す手間が省けますよ。

私が参考にしたのは、リストランテ アクアピッツァ 日髙良実シェフ。

YouTubeなどで、巨匠と言われるような人が作るのを見られるって、本当にすごい時代だと思います。それを使わない手はありません。また、YouTubeを見ていて、レストランに行きたくなったのはもちろん(東京に行ったら、絶対行きたいと思いました)、自分でも作りたくなりました。

あとで、実際作ったものと参考にしたYouTubeのリンクをご紹介しますね。

自宅でリゾットを楽しむコツ②:完璧を求めない。できる限り自宅にある材料で作る。

特別な調味料が必要で、買ったはいいけど今後全く使わない…ではもったいないですよね。リゾットに限らずですが、レシピを探す際は、なるべく家にある材料でできるかどうかというのも、探すポイントにしています。もしくは、家にある材料で代用できないか、調べたりします。

全てレシピ通りにできたらいいですが、自宅で楽しむには、100点、完璧を求めないということもポイントだと思います。

自宅でリゾットを楽しむコツ③:食器や盛りつけ方を工夫する。

なかなかイタリアンにピッタリな食器がある家ばかりではないと思います。うちも、リゾットにピッタリなお皿はありませんでした。でも、少しでもオシャレに見えるのはどれだろう?と考えるのも楽しいですよ。

また、盛りつけも日髙シェフの真似をして、パセリと黒胡椒を上からかけてみたり…。少しでも美味しそうに、オシャレに見えるように工夫して盛り付けるのも楽しいです。

自宅でリゾットを楽しむコツ④:自分の好みの硬さや味を探す。

そもそもYouTubeなどでは家庭で作りやすいように教えてくれているものが多いですし、完璧にレストランの味にするのは難しいと思います。

だったら基本は押さえた上で、お米の硬さや味付けなど、あなたやあなたの家族の好みに近づけたらよいのではないでしょうか。

自宅でリゾットを作ってみた。

レストランと全く同じようにはできていませんし、写真の撮り方も上手ではないので恥ずかしいですが、作ったものをご紹介しますね。

初めて作ったにしては、すごく美味しくできました。ブイヨンは買いましたが、材料も家にあるキノコを使いましたし、他は家にある材料で作りました。(白ワインはないので、料理で使う日本酒にしました。)

「こんなに簡単にできるんだ!」

と思えた一品なので、よかったら作ってみてくださいね。

惜しかった点
・固形ブイヨンの数と水の量は書いてある通りにしたつもりですが、濃くなってしまいました。
・作ったもの全部を盛りつけたので、お皿に対して量が多く、見た目が美しくないです。
・お米の硬さは悪くなかったですが、もう少し硬い方が好みかな。

参考動画:
リゾット】巨匠 日髙良実シェフ直伝!リゾットの作り方(Chef Ropia料理人の世界)

2回目】キノコのリゾット

1回目の反省点を活かし、同じものをもう一度作ってみました(お皿はかえました)が、改善できたと思います。

改善点
・ブイヨンは、分量を少なく(水の量を多く)して、ちょうどいい感じになりました。また、お米の硬さも意識することで、初めて作った時より少し硬めにできました。
・盛りつけるリゾットの量を半分ぐらいにしたら、ベターになったと思います。

3回目】かにと長ねぎのトマトリゾット

今度は違う味を作ってみたくなったので、トマトのリゾットに挑戦。

市販のトマトソース、スーパーで購入したカニカマを使いました。

カニの旨味がしっかり出ていて、とても美味しかったです。
また、お米の硬さが一番好みにできました。

少し玉ねぎを焦がしてしまったのですが、トマトソースで隠せました。

過去2回はご飯をフワッと盛りつけていましたが、イタリア人は猫舌が多いから!?平たく盛るのがイタリアの本場だそうです。そんなわけで、平たく盛ってみました。(写真ではわかりにくいですね)

残りは別の真っ白なお皿に盛ってみました。お皿1つでだいぶ雰囲気が変わりますよね。

参考動画:
【シェフのパスタ料理】アレンジ自在!かにと長ねぎのトマトリゾット
 (日高良実のACQUAPAZZAチャンネル)

後半では番外編として、さらに簡単に自宅でリゾットを楽しむコツをご紹介します。
健康で美味しい、大人気の食材リゾット。自宅で楽しむコツを解説<後半>